ホラクラシー経営実践者から学んだ秘訣
先月、ホラクラシー経営(※1)・ティール組織(※2)
を実践されている経営者3名のトークイベントに参加したのですが、
その時に、ぜひシェアしたいな、と思ったがありました。
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※1 ホラクラシー経営
役職や肩書のないフラットな組織体制をベースに、
社員全員が対等な立場で、全員が意思決定を行う非階層型の経営手法。
※2 ティール組織
一人ひとりが自由に意思決定でき、雇用契約にとらわれない信頼関係で結びつく、
指揮命令系統のない組織のこと。
その時々の状況に合わせて生命体のように多様に変化します。
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ちなみに、弊所が掲げている「全員経営」も
ホラクラシー経営の一種です。
全員経営プログラムを実践するうちに、
自然とティール組織になっていきます。
と前置きはさておき
ホラクラシー経営の秘訣はここにあった
3名の経営者のお話を伺い、
「やっぱりそうだよね。」
と強く頷いたことがありました。
それは、お三方とも
「ホラクラシー経営をしよう。」
「ティール組織を作ろう。」
とは、微塵も思っていなかった。
ということです。
社員が望み会社も望む、
心地よく最適な組織を模索していたら、
いつの間にか「そうなっていた」
んだそうです。
「する」のではなく、「なる」ということ
昨年『ティール組織』英治出版
という分厚い本が大ヒットしたこともあり、
ホラクラシー経営が耳目を集めています。
それに伴い、こうした組織づくりにチャレンジしてみたい。
と考えられている経営者も増えてきました。
そこで、これからチャレンジする方にお伝えしたいことがあります。
それは、三人の経営者がおっしゃっていたような
「する」のではなく、「なる」
がポイントだということです。
何事にも因果関係があり、自然の摂理に基づき変化します。
理想に当てはめて無理に矯正するのではなく、
社員が望み会社も望んでいる、心地よく最適な環境を、
みんなで知恵を出し合いながら少しずつ整える。
これこそが、時間が掛かるようでいて、
結果的に一番早く望む状態に近づく秘訣なのだ。
ということを再認識したのでした。
みなさんも、課題に取り組む時は、
「する」のではなく、「なる」
を意識してみてくださいね!
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