krilosr’s blog

遠慮がちな社員から面白いアイデアがどんどん出てくる「全員経営」

フラット型組織の就業規則作成が得意なクリーロ企業文化研究所の公式ブログです

相談に答えないという切り口に膝を打ちました

ここのところ頭がとっちらかっていたので、
日頃からお世話になっている
たくらみ屋の森本繁生さん
「相談に答えない事業相談(オンライン)」をお願いしました。

森本さんは、TOC(制約理論)を活用した
経営改善やイノベーションのサポートを得意とされていて、
森本さんが関わった後には、なぜか組織が自律的になっているという、
とにかく面白い方なのです。

 

「独自性」「イノベーション」「面白い」
この辺りに激しく食指が動くタイプなので、即申込み。
どうやら第一号だった模様(笑)

 

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事実だけを見て因果関係で整理する

さて、相談に答えない事業相談がスタート。
「最近頭がとっちらかってるんですよ~」と言うと、
穏やかな口調で、語りかけてくださいます。

森本さんは、いいも悪いも言わない。
(相談に答えないからね!)
ただただ私から出てきた言葉を付箋に書き出して、目に見える事実に変換し、
それを因果関係で整理してくださいます。

 

因果関係で整理された付箋を見ると、なるほど納得。
頭の中もスッキリ。
自然と方針が定まってきます。

対立していると思っていた事象も、矛盾していない。
だったらこうすればいいかも?
とアイデアも湧いてきて、
答えはやっぱり自分の中にある。

いいも悪いも判断しないことの効能

さて、この「相談に答えない事業相談」をお願いして気付いたことがあります。

冒頭でも書きましたが、
私は「イノベーション」という言葉が大好き!

あまりにも自分がグッと来るもので、
イノベーションだの変容だの、
そういったことの素晴らしさをお客様に熱く説き過ぎてたなあ。

 

「熱く説く」と「熱意が伝わる」は全くの別物。
また、否定的意見を言わなきゃいいってものでもない。
いいを言い過ぎるのも価値観の押し売りというヤツだった!
と反省しきり。

世の中には変わらなくても困らない。
というパターンもあるんですよね。

それにしても、「相談に答えない」という切り口は斬新です。

いいも悪いも判断しない。ということは、
フラットな立場で事実だけを見つめられるということ。

おかげで頭が整理された上に、アイデアも湧いてきて、
内省まで出来ちゃいました。

こちら、森本さんのお人柄と持ち味とTOC思考プロセスが絶妙に融合して
出来上がってるからこそなのですが、

TOC思考プロセスは私も学んでいるので、
内省にもっと活用しよう!と思ったのでありました。

 

たくらみ屋さんって面白そう!
と思われた方は、是非こちらをご覧くださいね。
最近はオンラインのコンテンツも充実していてお薦めです!