krilosr’s blog

遠慮がちな社員から面白いアイデアがどんどん出てくる「全員経営」

フラット型組織の就業規則作成が得意なクリーロ企業文化研究所の公式ブログです

カッコイイ経営理念が社員に浸透しないのは何故?

いつも自分を頼りにしてくださるお客様を会社のファンにしたい!と願っている経営者のみなさんは、
憧れの名経営者の言葉を経営理念にされている方も多いのではないでしょうか。
「とっても素晴らしい言葉なのに、思いのほか社員に届かない。」
という悩みを伺うこともあります。
 
経営者のみなさん ( 以下社長とします )と憧れの名経営者は、規模は違えど同じ経営者。
そこに共通項を見出せます。
残念ながら、社員のみなさんと名経営者の間には共通項が殆どありません。
そのため、どんなに名言至言であっても心に響くことが少ないのです。
 
でも諦めないでください。
社員との共通項が山ほどある人がいます。
立場は違えど日々同じ会社で過ごしている仲間です。
もうお気づきでしょうが、社長です。
 
そう、社長の中に常にある本音であれば、がぜん社員の心に届きやすくなります。 
是非とも社長の本音を経営理念に込めましょう。
そして、経営理念の共有に取り組みましょう。
 
では、具体的にどのように取り組めばよいのでしょうか?実践例を挙げてみます。
・経営理念と社長の本音に乖離がないかチェックする。
・経営理念に込められた社長の本音をことあるごとに社員に語りかける。
などです。
 
経営理念と社長の本音が乖離していると、社員と共有できません。
社員が矛盾を感じるからです。
憧れの名経営者の言葉よりも社長の本音を経営理念に込めてください。
今すぐ経営理念の見直しを図りましょう!