krilosr’s blog

遠慮がちな社員から面白いアイデアがどんどん出てくる「全員経営」

フラット型組織の就業規則作成が得意なクリーロ企業文化研究所の公式ブログです

決め過ぎてキマラナイ経営者になっていませんか?

経営者の大事な仕事の一つは決定すること。
日々の経営に関する事項から細々した業務遂行まで、アレもコレも自分が決めなきゃ。
「自分の決定に社員の生活がかかっている。」
そう断言する経営者もいます。
 
しかし、本当に細部にわたるまで経営者が決める必要があるのでしょうか?
その根拠はなんでしょうか?
 
経営者が細々したことまで決め、社員に意思決定権を与えないことは、
社員が自ら考え行動する機会を奪うことになります。
 
社員はあなたの手足ではありません。
頭脳のある独立した個人です。
一定の意思決定権を与えることこそ、社員の自律支援につながります。
 
経営者はビシッと方向性を決め、
「ここからはみ出さなければOK」というフェアウェイさえ決めてしまえば、
他の意思決定は社員に任せてよいのです。
 
経営者としては、
「自分が目を離すとフェアウェイから外れた決定をしてしまうかもしれない。」
そんな不安があるかもしれません。
 
しかし、それを解決する方法はあります。
それは、経営者の本音をもとに経営理念をつくり、
その理念をもとに企業文化をつくることです。
 
経営理念をみんなで共有し、企業文化をつくりあげれば、
社員はその文化にふさわしい意思決定をするため、
おのずとフェアウェイから外れた選択はしなくなります。
 
さあ、あなたも思い込みから脱却しませんか?
そして、企業文化づくりに取り組みましょう。
決めすぎないのにキマッてる経営者になれますよ!