krilosr’s blog

遠慮がちな社員から面白いアイデアがどんどん出てくる「全員経営」

フラット型組織の就業規則作成が得意なクリーロ企業文化研究所の公式ブログです

社員がチャレンジしやすい環境を整えよう

社員に現状を打破して欲しいのに、
「社員が達成可能な目標を掲げがち」
「前例にとらわれ、新しいことにチャレンジしない」
と、ぼやく経営者がいます。
 
確かに、前例や過去の成功体験を踏襲すると、失敗する確率は低くなりますが、進歩がありません。
それどころか後退するリスクも高いです。
大きくうなずかれた読者も多いのではないでしょうか。
 
ところで、そんなあなたの会社はチャレンジしやすい環境になっていますか?
 
チャレンジしやすい環境の目安は以下のとおりです。
・現状よりレベルの高い仕事を与えている
・失敗は成功へのプロセスとして、チャレンジしたこと自体を讃えている
・たとえ失敗しても、チャレンジした過程でうまく行ったことを認めている
・新しいやり方や発想が必要となる目標を持たせ実践している
 
では、なぜチャレンジしやすい環境が必要なのでしょうか?
 
それは、結果ばかりが重んじられる環境だと、社員が萎縮してしまい、
リスクの少ない前例の踏襲に留まったり、達成可能な目標を選択しがちになったりするからです。
すなわち、冒頭の経営者のお悩みのループとなるのです。
 
たとえ経営者が「チャレンジすべし」と号令をかけていても、環境が整っていなければ、社員は取り組みようがありません。
社員に現状打破してチャレンジして欲しいなら、上記のチャレンジしやすい環境を整えていきましょう。
 
失敗したからと言って、結果のみに着目して叱責してはダメですよ。
チャレンジの過程で、うまく行ったところ、今後活用や展開が可能なところがあれば、大いに認め讃えましょう!
 
まずは経営者からチャレンジを!