細かい指示をしたくなるのは社員の方向性がバラバラだからってご存知でした?
自分を支持してくださっているお客様を会社のファンに変えたい!と願う経営者から、
「でんと構えていたいのに、社員に細かな指示や指摘をしたい衝動に駆られる。」
という悩みを相談されることがあります。
社員の言動にヤキモキしてしまう気持ち、よくわかります。
ところで、経営者が社員に対して細かな指示や指摘をしたくなるのはなぜでしょうか?
実のところ瑣末なことがいちいち気になるのではなく、会社の目指す方向性や目的に反する言動だから、つい口を挟みたくなるのではないでしょうか?
会社にとって大切なことは、社員が同じ方向に進み、目的を達成することです。
そして、その方向は、経営理念を共有することで揃えることができます。
では、具体的にどのように取り組めばよいのでしょうか?実践例を挙げてみます。
・経営理念を具現化するための仕組みづくりを、社員主体で取り組めるように支援する。
・お客様の声から、経営理念を体現している具体例を取り上げ、社員にシェアする。
などです。
上記のように、経営理念に沿った言動とは何か?ということを、社員が自律的に考えられる環境をつくる。
それが、経営者の大切な仕事です。
経営理念を共有できれば、おのずと社員も同じ方向に進むようになり、やがて細かな指示や指摘をしたい衝動に駆られなくなりますよ。
おためしあれ!