よい企業文化があれば戦略戦術はいらない、わけではありません!
常日頃、
「企業文化が経営を大きく左右します。」
とお話しておりますが、
当然ながら目的はよい企業文化をつくることではありません。
業績を上げ、会社を存続させることです。
かの二宮尊徳翁の言葉に
「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である。」
というものがあります。
道徳にもとり我欲を追求する経営は、最初は多少儲かったとしても、やがて廃れます。
とはいえ、道徳に比重を置きすぎ経済がおろそかだと会社は存続できません。
道徳と経済は、会社経営において両輪です。
私はよく経営をパソコンに例えていますが、
企業文化はOSで、戦略戦術はアプリケーションソフトです。
二つ揃わなければ用をなしませんし、活用するには順番を守る必要があります。
戦略戦術の効果をいかんなく発揮するためには、まずはよい企業文化づくりに取り組むことが不可欠なのです。
何のためによい企業文化をつくるのか、目的を常に意識して取り組みましょう!