krilosr’s blog

遠慮がちな社員から面白いアイデアがどんどん出てくる「全員経営」

フラット型組織の就業規則作成が得意なクリーロ企業文化研究所の公式ブログです

研修が一時的なフィーバーにならない方法

月曜日に襲来した台風で甚大な被害が発生しています。
皆さまのお宅はご無事でしたでしょうか?
被災された方には、心よりお見舞いを申し上げます。

 

さて、

就業規則の相対的記載事項の一つに
職業訓練に関する事項」というものがあります。

そこで、ヒアリングの際に、
実際に取り組まれている研修についてお伺いするのですが、
今日はこの研修についてお伝えします。 

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研修で盛り上がったやる気が持続しない理由

研修を受けると、なんとなく気分が上がりますよね。
特に外部の講師を招いて研修を行うと、非日常的な空間も手伝って
一時的に高揚感と一体感を覚えることがあります。

 

そしてほとぼりが冷めると、
あれほど大いに盛り上がり、やる気に満ち溢れていたはすが、
二日三日と経つうちに元の木阿弥。
すっかり平常運転に戻ってしまいます。

せっかく大枚をはたいたのに・・・
と、とても残念な気持ちになる社長も多いと思います。

 

なぜこんな残念なことになってしまうのでしょうか?

それは、社員が自発的に研修に参加していないからです。

結構、社長や人事部門の担当者が
自分も受けたい!と思っている研修だったり、
ちまたで評判の良さそうなものを選んでいるパターンが多いですよね。

人間は、お膳立てされたものにありがたさは覚えても、自発性は持てません。

自ら受講したい!と思って参加しないと、
受けた、楽しかった、あれ?いつの間にか忘れた!
の繰り返しです。

研修の効果が持続するコツ

そんな残念な気持ちでいっぱいの社長にも、
受講する社員にもピッタリな
研修の効果が持続する方法が二つあります。

それはこちら




1.社員が自ら望んだ時に研修に参加してもらう。
※法令で定められている研修や仕事をする上で基礎となる研修は除きます。

よく行くセミナーで出会い、親しくしている会社員の方が何名かいます。
みなさん課題を持って参加し、
具体的にどう活用しようか考えながら受講されているので、
吸収力と活用力が素晴らしいです。

 

2.研修中に、どうやって仕事で活用するのか具体的に検討する

研修の終盤、大いに意欲が喚起されたその場で、

今後どんなスケジュールで
どのように実践し
どのように検証・改善するか
またその実践の記録をどう残すか

運用・メンテナンススケジュールを決めてしまうのです。

 

ここで大事なのは、
決めるのは全て社員
ということです。

人は自分で決めたことは簡単に投げ出せない
からです。

 

ぜひ試してみてくださいね!

 

もっと詳しく知りたい!
という方は、お気軽にご連絡ください。

■お問い合わせ【クリーロ企業文化研究所】

 

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