krilosr’s blog

遠慮がちな社員から面白いアイデアがどんどん出てくる「全員経営」

フラット型組織の就業規則作成が得意なクリーロ企業文化研究所の公式ブログです

消極的な社員がアイデアを出し始める秘訣

「うちの社員は消極的だ。」
「仕事を自分事としてとらえていない。」
「社員からアイデアが出てこないから、結局独り相撲している。」
という社長がいます。

これを読まれている方も心当たりがあるのではないでしょうか?

 

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では、どうやったら解消されるのか?
それは、社員の自律性を育むことです。

そもそも自律性とは何かというと、
自発的に考え(仮説を立て)、実行し、出来栄えの検証をし、
改善や新たな取り組みに繋げることです。

自律性が育つ土壌はこれ 

これは、一人ではなかなか効果的にできません。
私は日頃一人で仕事をしているのでわかるのですが、
一人でいくら考えていても
イデアは頭打ちになるし、
自分の力量以上のことはできないんですね。
だからそんな時は、仲間の力を借ります

 

職場でも同じことが言えます。
とはいえ、単に人数がいればいいというものではありません。
安心して意見交換できる信頼関係が必須です。

 

言い換えると、
心理的安全性が確保されている職場となって
初めて自律性が発揮できるということです。

心理的安全性が確保されているのはこんな職場 

心理的安全性が確保されている職場とは具体的にどんなものかというと、
・突飛なアイデアでも遠慮せずに出せる
・わからないことは素直に聞ける
・失敗を正直に白状できる
・多様性を受け入れられる
職場です。

こうした職場であれば、軽んじられることがないので、
・腹を探る
・根回しをする
・過剰に空気を読む
というコストは不要ですし、安心して学び合いができます。

 

では、どうすればそんな職場になるのか?
まず最初にするといいのは、
お互いの価値観を知ることです。
どんな背景があって、その価値観に辿り着いたのか?
そのストーリーを共有することで、徐々に許容範囲が広がってきます。

 

「うちの社員は消極的だ。」
「仕事を自分事としてとらえていない。」
「アイデアが出てこないから結局独り相撲している。」
という社長は、ぜひ試してみてくださいね!

 

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